脂肪の燃焼をサポートしてくれるサプリメント
カフェイン
脂肪を燃焼してくれるサプリメントはありません。
しかし、脂肪の分解を促進してくれるサプリメントはあります。
脂肪を燃焼する(エネルギーとして使う)には、脂肪を脂肪酸に分解しなければなりません。
脂肪を燃やすエクササイズでも触れましたが、運動強度が大きくなると筋肉で使われるエネルギーは、脂肪酸よりもグルコースの方が多くなります。
これは脂肪酸の代謝の低下が原因ではなく、脂肪の分解速度が筋肉での需要に追いつかないためです。
ところが、体外から脂肪酸を投与しその血中濃度を上昇させて行われた高運動強度での脂肪酸の利用速度の実験では、脂肪酸の利用低下を防止できています。
つまり、運動前にカフェイン(cafeine)などの脂肪分解を促進してくれるサプリメントなどを摂取して血中の脂肪酸濃度を上昇させれば、高強度の運動でも筋肉でのエネルギー源としての多くの脂肪を消費できます。
カフェインの摂取量は、体重1kgあたり約3mgが適当(最大で9mgまで)で、それ以上摂りすぎると逆に良くないと言われています。
カフェイン含有量(コーヒー豆の種類や炒り方・茶葉の種類や製法などで違いがあるようです。)
- コーヒー(ドリップ)1杯(150mlあたり)60〜100mg
- 紅茶 1杯(150mlあたり)65〜85mg
- 緑茶 1杯(150mlあたり)25〜30mg
(※玉露はコーヒーの3、4倍)
体重70kgの人は210mgのカフェインを摂取して運動すれば効果的なんですが、運動前にコーヒーだと2・3杯、お茶では6〜8杯も飲まなければならなくなります。これでは逆に運動が辛くなります。
だから、手っ取り早くカフェインを取るなら市販のカフェインのサプリメントが一番です。
だいたい1錠で200mgですから、体重1kgあたりの最大量を超えることはありませんし、ほとんどの体重の方に合うのではないでしょうか。
カルニチン
カルニチンは、脂肪酸を筋肉細胞内のミトコンドリアに輸送する働きを持った物質です。
『脂肪を燃焼してくれるサプリメント』などのうたい文句で販売されていますが、これを摂ったからといって脂肪が燃焼する(痩せる)わけではありません。この物質の働きはあくまでも脂肪酸をエネルギー生産工場であるミトコンドリア内に運ぶだけです。
カフェインで脂肪→脂肪酸の分解を補い、カルニチンでその輸送を補って、低強度の運動を長時間やることが最も脂肪を燃やします。
